「心に残る・未来に残したい記憶『佃島・月島百景』」2020年度上映会を開催しました

当法人が活動協力している「心に残る・未来に残したい記憶『佃島・月島百景』」の2020年度上映会を2021年2月13日土曜日、中央区月島区民館で開催しました。
コロナ禍にも関わらず昨年を上回る100名近い方々にご来場いただきました。

当日は、2つの会場で「佃島百景~第2集~」Part1,Part2、「月島百景~第3集~」Part1、Part2、計4本の動画を順に放映しました。4本あわせると約4時間近くになる大作でしたが、朝の開場前からお越しいただいて、四本すべてご覧になった方も何人かいらっしゃいました。

↑『佃島・月島百景』中央区文化推進事業助成への活動報告会資料より

個人的な気づきとして、やはりこうした場を設けることの意義、大画面・高音質、そしてそれなりの音量でご覧いただくことで、より伝わることが多いのだなと思いました。

当日上映した4本の動画は下記でご視聴いただけます。先日、中央区文化推進事業助成への最終報告を外部審査員の方々に対して行いました。審査員のお一人が「4本見ると4時間か、と思いながら見始めたらめちゃくちゃ面白くて、そのままずーっと全部見ました」と言ってくださり涙が出るほどうれしかったです!
また、助成金をいただいた3年間の活動全般についても、「東京が今、一番やらないといけない大きな柱の一つを短期間で見事に形にしてくれた。感動している」といった高い評価をいただきました。

2020年度上映会版掲載ページ


 

おかげさまで大変好評でした。当日のアンケートの中から一部抜粋して掲載します。

Q 本日のイベントについて、ご感想やお気づきの点などがあればお願いします。

・佃二丁目に生まれて育って六十年あまり。最近この活動を知って大変興味深い思いである。

・佃二丁目町会役員をしている。町内会イベント等でこういうビデオを観てもらいたいと思った。

・今日は時間がないのでもう帰るが、また同じイベントをしてもらえれば嬉しい。もっと広い会場がいい。

・関係者の深い思いや情熱をいっぱいいただいた。コロナという時代が何が一番大切なのかをつくづく感じさせてもらえた。

・緊急事態宣言の影響を受けて、講演会と意見交換会が中止となったことは残念だった。是非次回は上映会とセットで開催していただきたいと思う。今後の活動を期待している。

・コロナの最中にもインタビューをして第3集を作成されたこと、いろいろと大変だったと思う。今後も第4集、第5集を続けて欲しい。

・コロナ禍でもやっていただきよかった。

・動画の内容はよくまとまっていると思う。

・オリンピックの関係で、便利で住みやすいまちになっている月島に、自分も知らなかった歴史があったのにびっくりした。

・二部屋にしてよかった。音声がよく聞こえた。コンパクトに編集されていた。

・是非続けていってほしい。

・上映会の最後しか伺えなかったが、コロナ禍の今こそ下町の暮らしが必要になってくると思う。素晴らしい活動だと思った。

・素晴らしいイベント、月島の昔の姿を知っている人々が残っているうちにできる限り記録に残すべき。

・私も築地でやはり下町にずっと住んでいたので、子供の頃を思い出した。今の住まいでも令和の下町をつくっていこうと思った。

・最近月島に引っ越してきた。地域になじみたいと思うが、どこから入り込めばよいか分からない。何か新旧住民の交流ができるようなことがあればどんどん参加したい。

・私も住民としてこのような活動に関わりたい。

・昭和 34 年(1959 年)月島生まれ。昨年実家(月島)に転居したが。両親が既に他界しているので、昔の話が聞けて懐かしかった。

・知っている方のお話も楽しく聞かせてもらった。説教所は特によかった。父のお葬式もこちらでお世話になった。子供は書道を習いに行っていた。

・とても楽しく参加させてもらった。

・若い人がいないのが寂しい。

・大変興味深く、懐かしく、感動した。

・私も月島に住んで 70 年以上になる。ただただ懐かしかった。今後も是非活動を続けていってほしいと思う。また会場で知人に会えてよかった。

・大変素晴らしい内容だった。自分たちが住む地域の歴史をこのような形で後世に伝えることは中央区の財産だと思う。

・下町のとてもよい部分を紹介していただき、佃に既にずっと住んできた自分としては嬉しく思った。

・コロナの中でも開催されたことを感謝している。

・とても楽しい時間を過ごさせてもらえた。次回も楽しみにしている。

 

以上です。少しずつですが地域にも浸透しはじめ、協力者も増えてきました。上映会を楽しみにしてくださっている方も多いことが励みになります。ぜひ中野においても、中野らしい活動を発展させていけたらと思いますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

(源)
 

 

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源資NOHC 代表

投稿者プロフィール

源 資(みなもとやすし)
昭和42年(1967年)富山市生まれ。県立富山高校、明治大学卒業。ゼネコン退社後、成り行きで映像制作の世界に入りそのまま制作ディレクターとなる。2018年度より中央区における地域オーラルヒストリー記録プロジェクト「佃島・月島百景」に参画。ポケット・クリエイション代表。中野区野方在住。

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