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事業内容
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"オーラルヒストリー"とは口述(Oral)歴史(History)のこと。 私たちは市井の人々の「生きた歴史・生活文化の記憶」を動画で記録し、それらを活用したコミュニティの形成を目的として活動しています。
[目的] 当法人は、地域におけるオーラルヒストリー(口述歴史)コンテンツの企画・制作・発信を通して、未来のまちづくり・コミュニティづくりに貢献することを目的とし、次の事業を行う。
- オーラルヒストリーに関するコンテンツ制作事業
- 地域住民主体のオーラルヒストリーコンテンツ制作のサポート事業
- その他、当法人の目的を達成するために必要な事業
[設立] 2020年(令和2年)4月1日
[理事] 理事:北原奉昭、川目龍男、小野寺冬起 代表理事:源 資
[事務局] 東京都中野区野方6-1-1
[連絡先] minamoto@nohc.jp
[非営利事業]
*地域のオーラルヒストリー(市井の人々の生活の記憶)の記録、収集、および、写真等の資料の収集
*オーラルヒストリーの編集、および、web動画、DVD、冊子等の制作
*オーラルヒストリーに関連したイベント(まちの記憶を語り合う会など)、制作物を活用したイベント(上映会、意見交換会、まちあるきなど)の開催
[収益事業] 上記の活動を継続的に行うために、下記の収益事業を行います。
*自分史(個人のインタビューや写真を中心としたDVD、冊子)の制作サービス
*社史、町会史、団体活動史などの制作サービス
*その他、インタビューを中心とした制作物 中野オーラルヒストリークラブの活動は、中野区を拠点としながら周辺エリアでも行っていきます。
映像や紙媒体制作のプロが制作を行い、ご予算的にも比較的リーズナブルに対応させていただきます。 ぜひご相談ください。
[設立趣旨]
当法人の代表・源は、中央区で2018年より活動している地域のオーラルヒストリー記録プロジェクト「心に残る・未来に残したい記憶 佃島・月島百景」に参画しています。活動を続けるうちにオーラルヒストリーの魅力にはまり、各地域で生活の記憶を記録し、未来の人々に残していく意義を強く実感しました。そして、この活動を中野を拠点として広げたいと思い、一般社団法人中野オーラルヒストリークラブを立ち上げるに至りました。
オーラルヒストリー(市井の人々の口伝に基づく歴史、口頭による歴史)は、歴史、政治、社会問題を多面的に掘り下げるために用いられてきた手法です。また、民俗学などの領域でもオーラルヒストリーによる名著が多くあります。各地域で行われている「聞き書き」、戦争体験の記録もこの分野に含まれると思います。
私たちが主に取り組んでいきたいのは、いわゆる「まちづくりオーラルヒストリー」と言われるものです。都市部では、再開発が進んでまちのかたちが変わり、そこで暮らす人々も移り変わっています。地域コミュニティの力が問われる時代でありながら、コミュニケーションが希薄化しているとも言われます。未来のまちづくり、コミュニティづくりをどう進めていくのか?というときに、大きなヒントになるのが、そこに長く暮らしてきた人々の生活の記憶、先人から受け継がれてきた言葉・慣習などです。それらは、その土地ならではの風土や長い歴史のうえに成り立ってきました。
「お年寄りの話ばかり集めて、何が面白いんだ?」と思われるかもしれません。しかし、私たち(若い世代)がちょっと「想像力」を働かせるだけで、そこにさまざまなエッセンスが含まれていることがわかります。そして、それは未来の人々にとっても「貴重な贈り物・宝物」になるのではないかと、私は「佃島・月島百景」の活動を通して確信しました。単に過去を懐かしむのではなく、未来のために先人の生活の記憶を活かしていきましょう!
私たちの活動はまだ緒についたばかりですが、これからいろいろな方々のご協力をいただきながら、長く継続していきたいと思います。
ご理解・ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
(代表理事・源)