設立趣旨

当サイトをご覧いただきありがとうございます。
代表・源は、中央区で2018年より活動している地域のオーラルヒストリー記録プロジェクト「心に残る・未来に残したい記憶 佃島・月島百景」に参画後、2020年に一般社団法人中野オーラルヒストリークラブを立ち上げましたが、コロナ禍による経済事情等、諸事情が重なって2023年3月末をもって法人は解散し、任意団体として活動しています。

私たちが主に取り組んでいきたいのは、いわゆる「まちづくりオーラルヒストリー」と言われるものです。都市部では、再開発が進んでまちのかたちが変わり、そこで暮らす人々も移り変わっています。地域コミュニティの力が問われる時代でありながら、コミュニケーションが希薄化しているとも言われます。未来のまちづくり、コミュニティづくりをどう進めていくのか?というときに、大きなヒントになるのが、そこに長く暮らしてきた人々の生活の記憶、先人から受け継がれてきた言葉・慣習などです。それらは、その土地ならではの風土や長い歴史のうえに成り立ってきました。
「お年寄りの話ばかり集めて、何が面白いんだ?」と思われるかもしれません。しかし、私たち(若い世代)がちょっと「想像力」を働かせるだけで、そこにさまざまなエッセンスが含まれていることがわかります。そして、それは未来の人々にとっても「貴重な贈り物・宝物」になるのではないかと、私は「佃島・月島百景」の活動を通して確信しました。単に過去を懐かしむのではなく、未来のために先人の生活の記憶を活かしていきましょう!

 

ページ上部へ戻る